ヘカテー

ヘカテー


はじめは黒髪のボブ。
今は腰まで長くなった。
つねに左のこめかみのあたりに青い薔薇の髪飾りをつけている。

宵闇の魔女、あるいは佐柳下弦(さやなぎ・かげん)と呼ばれる魔女。

死の女神、魔女の女王、霊の先導者などの異名をもつ、存在している魔女の中で、一等強い力を持つ魔女。
少なくとも120年前から存在している(ヘカテー自身が存在していると認識していた年齢は15歳なので、それ以前から存在していると思われる。)
非常に好き嫌いのある魔女で、黒曜石のような魂(魔女たちのごちそう)を持つ人間が現れても、その人間に大切な人がいると、心を食ってくれといわれても断る場合が多々ある。

人間に対してかなり友好的で、事件などが起こり、警察署から要請があれば手伝うこともある。
だが、八月朔日允嗣(ほづみ・よしつぐ)は、よく思っていないようだ。

最初は允嗣のことを「のろま」などと揶揄していたが、今では考えを改めている。
また、允嗣との逢瀬を重ね、(ほぼ允嗣の妹、梢の思惑通りだったのだが)好意を寄せるが、必ずヘカテーを置いて允嗣が逝ってしまうため、ヘカテーはひどく悩むことになる。
しかし、允嗣の限られた生命も愛そうとその感情を認め、悩みながらも(人間のように)生きていくことを決めた。


薔薇の髪飾りを取ると魔力が暴走し(あえてさせる場合がほとんど)、4、5メートルもある黒い鴉に化ける。
その場合、人間の形をしている時よりも、数倍の力を放つことになる。

  • 最終更新:2015-12-17 19:36:29

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