単語・設定

カエルレウスの魔女の単語・設定集



魔女

ここでの魔女とは、ヘカテー曰くヒトの願いを叶えるために造られた永遠と似た時間を生きるお人形。
ヒトの願いとは、辛いことや悲しいことがあった人間が魔女に心を食ってほしいという、潜在的なもの。
だが誰でもいいというわけではなく、黒曜石のような黒く澄んだ心が魔女たちのごちそうである。
ただ、魔女には体を動かすためのエネルギーという存在はなく、魔力というもので体を動かしている。
そのため、数週間ものを食べなくても生きていけるようだ。

また、彼女たちは増えることもなく減ることもない。
天敵としている「天使(アンゲルス)」たちとの戦いで死ぬか、寿命で死ぬかのどちらかで、一人の魔女が死ねば一人の魔女が生まれる。

魔女たちはそれぞれ使い魔や眷属を持っており、それらの力がその魔女の力量となっている。


使い魔

魔女に仕える、ヒトならざるもの。
ヘカテ―の場合、鳶。
体を動かすためのエネルギーは、主人である魔女から吸収する場合がある。
無論、もともとは動物などなので、食物をとってエネルギーとする場合もあるが、ヘカテーの使い魔である金鵄(きんし)は前者。
魔女の力量により、使い魔の力も左右され、力の強い魔女は使い魔の力も巨大なものとなる。


眷属

魔女の力やエネルギーから生まれたヒトならざるもの。
使い魔は魔女一人につき一人だが、眷属は数人いる場合がある。
ヘカテーの場合は四人。
通常の魔女は大体が二~三人なのだが、ヘカテーは力が強いため、四人使役できる。
大体が、神話や伝承などに出てくる怪物の体を持つ。
ただ、魔女の力によってヒト型に保つこともできる。
ヘカテーの眷属はエリニュス3姉妹アレクト、メガイラ、ティシポネー。
それぞれは顔かたちはまったく同じで、髪の色、ドレスの色で金鵄は判別しているようだ。(ヘカテーは誰が誰かわかっている。)
そして、最後の一人はエンプーサという、下半身がロバの少女がいる。


天使(アンゲルス)

魔女と対なす、天界のもの。
魔女たちを人間を堕落させるもの、危機的状況に陥れるものとして、魔女全滅を掲げている。
ほとんどのアンゲルスは最下位の存在で、大天使や神に使役される存在。
姿は鼻や目など、凹凸がない顔をしているが、話すことは可能。
また、翼はみすぼらしく、小さい。


大天使

天使が跪く存在。
今現在、「ガブリエル(ヘカテーはリリィと呼んでいる)」が魔女たちに認識されている。
だが、魔女との戦いに疲れた様子をしており、ほかの大天使と一線を画している。
だが、ほかの大天使はそれに気づいていないようだ。



魔女たちの絶対的な天敵。
詳細はまったく分かっていない。
しかし、大天使たちも跪く存在としていることは確か。

  • 最終更新:2015-12-16 20:30:53

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