葵重工グループ


葵重工グループ

100年前から人工生命体を商品として輩出している会社。
30年間はAIを搭載しない人工生命体を輩出していたが、人工生命体研究の急激な発展により、AIを搭載しても自我を崩壊しない生命体を製造することががきた。
だが、葵重工の完璧な情報規制により、他国や他の会社などには漏れていないせいか、自我崩壊しないAIの製造はもとより、「5Zeta(クイーンクェ・ゼータ)」と呼ばれる自己再生可能な細胞を持つ合成人間はいない。
特に、クイーンクェ・ゼータはより厳しい情報規制が成され、葵重工の絶対機密事項に値している。





葵重工グループ研究員

>>百合子(ゆりこ)

年齢は30歳。
亜麻色のゆるいウェーブかかった長い髪を持つ、酒癖の悪い女性。
担当は籬シリーズ。
籬の姉を気取っているが、籬自身は製造主としてしか見ていない。
だが、白ノ修羅時点では彼女に対する態度がすこし柔らかくなったらしい。

また、プライベートではエ霞を製造した近江(おうみ)と恋人関係なのだが、色々と研究に没頭し、無茶をする彼を心配している。
たまの休みでも、近江の寝過ごしによってデートすらできないという状態。
だがクリスマスでは、しゃれたレストラン…ではなく、居酒屋を予約していた近江だが、これでもいい方である。
誕生日などでは、研究室でコンビニケーキでお祝いされたと籬に愚痴っていた。


>>近江(おうみ)

年齢は32歳。
黒く短い髪に黒ぶち眼鏡をかけている、根っからの研究員。
担当はエ霞シリーズ。
唯一、エ霞に対して「個人」というものを尊重している。
働いた分だけ「給料」と称した小遣いを時折送っていた。
冷めた顔をしているが、興味があることには3日寝ずに研究できるが、百合子いわく自慢できることでないという。そりゃそうだ。

百合子と恋人関係だが、今まで勉強しかしておらず、友達も親友もいなかったため、どうクリスマスや誕生日を祝ったらいいか分からないらしい。
こっそり婚約指輪を用意しているが、いつどうやって渡せばいいのか分からない。
エ霞に相談するも、「そんなの自分で考えろ」と一蹴された。そりゃそうだ。


>>蝶子(ちょうこ)

年齢は32歳。
黒い髪の毛で、こけしのような髪形をしている。
担当は睡蓮シリーズ。
薄汚れた白衣を着ていて、猫背。女子力ゼロ。
年少の時から好奇心旺盛で、うやむやなことは大嫌いらしい。
そのせいか、存在自体が謎の暗殺者集団、「アヤナシ」のことを調べている。
だが、まったく分からず、余計火がついた。
白ノ修羅時点で、しっぽをつかめたと言い、余計アヤナシにのめりこむ。
助手の道成寺(どうじょうじ)が心配し、共にアヤナシを調べ始めた。
ちなみに、酒に対しては研究員の中で一番強い。絶対に酔わない。

そして道成寺の好意にまったく気づいていない。


>>道成寺(どうじょうじ)

年齢は25歳。
髪の毛は暗い茶髪。ひょろりとした、もやし体型。
すこし気弱な蝶子の助手。
若くして合成人間製造の場に立ち会った、優秀な人材。
チャラ男のような言葉遣いをしているが、心根はとても優しい。
ただ、睡蓮のことが少しだけ恐れており、何故か「さん」をつけている。
おそらく、野生の勘な意味で自分より強い存在だと認識しているからであろう。

蝶子に対してほのかな想いを抱えているが、告白する気はないらしい。今のところ。
彼女が危険を冒してまでアヤナシを調べるならば、と、勇気を振り絞って共に調査をし始めた。

  • 最終更新:2015-12-13 21:12:43

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